小学生の宿題が難しい

先日、小学3年になる娘が「隣の席の子へ送る手紙」という宿題を持って帰ってきました。隣の席に座っているのは男の子らしく、自分なりに書いている途中のものを見せてもらうとこの宿題の難しさに頭が痛くなりました。

この宿題の一番難しい点は手紙になる用紙がないことです。娘の選んだ用紙は自由帳でした。自由帳もいいです。心がこもっていれば、チラシの裏でもいいと思います。けれど、親御さんの立場で考えるとどうでしょうか。大事な息子さんが自由帳に書いた手紙をもらってきたら、親御さんはガッカリするかもしれません。男の子は何も感じなかったとしても、親御さんの気持ちも考えなくてはいけないと思います。こういうときは貰う相手のことを考えて、はっきりと「手紙」とわかるように便箋と封筒を選ぶべきで、その理由も娘に言いました。話をしていくうちに娘にも言い分があって「女の子用はいっぱいもってるけど男の子用なんてもってない」とのこと。また頭が痛くなりました。男の子の喜びそうな便箋を買いに行くと、女の子用ばっかりでミッキーのものが2種類でした。「他に男の子らしいものはないのか?!」と探す私を見て、だんだん娘も手紙の大切さをわかってきたようでした。

便箋が決まったら次は手紙の内容です。そこでまた二人で話し合うことになりました。娘が自由帳に鉛筆でキャラクターを描いていたので、話を聞くと男の子の好きなキャラクターなんだそうです。絶対にそのキャラクターだけは描きたいと言っていました。私が描いたものに塗り絵をすることも考えましたが、そうなると娘の手紙ではなくなってしまうので、とにかく相手のことを考えながら一生懸命描くように話しました。私がシンプルに描いたものを見ながら描いたはずなのに、ガッカリするくらい下手でしたが男の子に気持ちは伝わると思います。

最後、空いたスペースにメッセージを書くことが本当に難しかったです。とにかく男の子に日頃言いたい感謝の言葉はないか聞くと「あんまりない、うるさいもん」と、あまりパッとしない内容でまた手が止まりました。私が誘導して娘が書いたようにすれば早いけれど、絵と同じでそれではいけないような気がしました。娘の気持ちを書いてこその「手紙」だからです。連休中ということで結構な時間、男の子について話しました。やっと「変なことして笑わせてくれるから面白い」という言葉を聞いて、そこから話を膨らませてやっとメッセージを書くことが出来ました。

子の宿題に親が手を貸すことを疑問に思われるかもしれませんが、この宿題は特別だと思いました。私がこの宿題をここまで真剣に考えるかというと、私自身が宿題を出したことがなく、同級生に興味をもったことがないからです。何も考えていませんでした。何も考えずに過ごし、宿題も適当だとどういう扱いを受けるかよくわかっています。
親馬鹿かもしれませんが、相手が何を好きか知っているだけでも十分だと思いました。娘にはいろんなことを教えたいです。この宿題を出した先生にも、親子で考える機会を与えてくださって感謝しています。

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